前田慎太郎 (H20年広島大学卒)
在籍は?
H20年に入職し、外来リハビリを担当しています。
実績/院外活動について
資格
理学療法士
NSCA-CSCS(NSCA認定コンディショニング&ストレングススペシャリスト)
認定理学療法士(スポーツ理学療法)
NSCA-CSCS(NSCA認定コンディショニング&ストレングススペシャリスト)
中級障がい者スポーツ指導員
院外活動
広島県立五日市高校サッカー部トレーナー(2011~)
Balcom BMW Cup平和祈念広島国際ユースサッカー広島県高校選抜チーム帯同(2013~2015)
広島工業大学高校野球部トレーナー(2016~)
障害者野球チーム 広島アローズ トレーナー(2018~)
所属学会など
日本整形外科スポーツ医学会
日本臨床スポーツ医学会
日本肘関節学会
HYMECS(広島野球障害検診) 理事(2018~)
原著論文
・「野球選手における胸椎伸展可動性の簡易的測定法考案の試み -胸椎伸展角および胸椎後弯角測定の信頼性検討-」 理学療法の臨床と研究(2021)
・「上腕骨小頭離断性骨軟骨炎の病巣部位と投球時痛を生じる位相の関連性」 日本臨床スポーツ医学会雑誌(2019)
・「高校野球選手における下肢・体幹機能からみた腰痛の危険因子の検討」 日本整形外科スポーツ医学会雑誌(2019)
・「野球選手における殿部柔軟性低下に対する定性的評価法考案の試み -“大殿筋テスト”の信頼性の検討-」 理学療法の臨床と研究(2019)
・「上腕骨小頭離断性骨軟骨炎の病巣部位に関する調査 -野球のポジションによる比較検討-」 理学療法の臨床と研究(2017)
学会発表
2010年
第45回 日本理学療法士学術大会 ポスター
「片側体幹側屈筋群の筋収縮促通による同側肩関節外転筋力および体幹安定性の変化」
2014年
第28回 中国ブロック理学療法学会 口述
「上腕骨小頭離断性骨軟骨炎に対する自家骨軟骨柱移植術後著明な肘関節伸展制限を呈し再手術に至った一症例」
2015年
第29回 中国ブロック理学療法学会 口述
「上腕骨小頭離断性骨軟骨炎の病巣部位に関する調査」
第20回 広島県理学療法士学会 口述
「上肢下降時の前鋸筋機能に着目した運動療法が効果を示した1症例 ~筋収縮終了のタイミングに着目して~」
2016年
第28回 日本肘関節学会学術集会 ポスター(ベストポスター賞)
「上腕骨小頭離断性骨軟骨炎の病巣部位に関する調査 -野球のポジションによる比較検討-」
第51回 日本理学療法学術集会 口述
「上腕骨小頭離断性骨軟骨炎の病巣部位の検討 -投球時痛を生じるphaseによる比較-」
第30回 中国ブロック理学療法学会 口述
「上腕骨近位骨端線離開を再発した一症例 -再発時所見から考える危険因子の検討-」
第3回 日本運動器理学療法学会 口述
「上腕骨近位骨端線離開を再発した症例に関する一考察 -初発時および再発時所見の比較検討-」
2017年
第28回 日本肘関節学会学術集会 ポスター(優秀ポスター賞)
「上腕骨小頭離断性骨軟骨炎における病巣の部位およびサイズと投球時痛を生じる位相の関連性の検討」
第52回 日本理学療法学術集会(2017) ポスター
「上腕骨小頭離断性骨軟骨炎の病期と投球時痛の有無および投球時痛を生じる位相の関連性の検討」
原著論文 理学療法の臨床と研究
「上腕骨小頭離断性骨軟骨炎の病巣部位に関する調査 -野球のポジションによる比較検討-」
2018年
第44回 日本整形外科スポーツ医学会学術集会 口述
「高校野球選手の腰痛に関連する下肢・体幹の身体機能因子の検討」
第15回 肩の運動機能研研究会 口述
「2種類の体幹回旋可動性評価法と肩甲骨内転筋機能の関連性」
第29回 日本臨床スポーツ医学会学術集会 口述
「野球選手における殿部柔軟性低下に対する定性的評価の試み-“大殿筋テスト”の信頼性の検討-」
第3回 日本スポーツ理学療法学術集会 口述
「高校野球選手における腰痛と殿部柔軟性低下の関連性」
2019年
第6回日本スポーツ理学療法学会学術大会 ポスター
「小学生および中学生野球選手における下肢理学所見陽性率の比較検討 -広島野球障害検診(HYMECS)の取り組みより-」
第45回 日本整形外科スポーツ医学会学術集会 ポスター
「高校野球選手における腰痛と殿部柔軟性低下の関連性」
2021年
第7回日本スポーツ理学療法学会学術大会 口述
「野球選手における側臥位体幹回旋時肩峰床面距離測定の信頼性の検討」
2022年
JOSKAS-JOSSM 2022学会 ポスター(ベストポスター賞)
「高校野球選手における下肢・体幹機能からみた腰痛の危険因子の検討 -1年間の前向き研究-」
第9回日本スポーツ理学療法学会学術大会
「高校野球選手における投球側肩甲骨下制内転筋出力低下と肩甲帯柔軟性の関連 -僧帽筋下部筋機能低下を生じる要因の検討-」
興味のある分野、セミナー等
整形外科のうち運動器・スポーツ領域全般に興味があります。スポーツでは特に野球・サッカーに興味があります。野球の投球障害や肩・肘・腰部疾患のことは常々もっと深く学びたいと思っています。
また、院外では「広島野球障害検診(HYMECS)」という小中学生の野球障害予防活動にも関っています。未来ある野球少年達の障害予防に貢献できるよう、他施設の医師やPT・OT・技師が力を集結して活動を行っております。
院内業務から学べること
当院は小さい子どもからご高齢の方まで、様々な年代の方々に来院して頂いています。そのため、日々の業務の中で医学的なことを多く学べるのはもちろん、来られた方の人生や生活のことを知り、そこに自分も関わらせて頂くことで、人間的に成長させて頂くような学びの機会が多くあると思います。
業務外での「和光」
ランニングやフットサルなどのスポーツイベントあり、地域のみなさんと秋の町内会祭りあり、花見に納涼会に忘年会といった全スタッフ参加行事あり!さらにはトレーニングオタク複数在籍!業務時間外も元気いっぱいなスタッフが多く、和気あいあいとしている職場だと思います。
和光の魅力/やりがい
おおらかな性格の院長のもと、“医療を通じての地域貢献”をみんなで行っていこう!という病院全体の雰囲気が和光の魅力ではないかと思います。また、理学療法士としては、和光のような整形外科のクリニックで非常に多い、「痛み」や「身体の動かしにくさ」などに悩む多くの方々に頼りにして頂けるという点でとてもやりがいを感じます。さらに、院外でトレーナー活動を行っているスタッフも多くいます。スポーツ選手では必然と要求されるものが高くなりますが、逃げずに向き合うことで成長できるチャンスとなり学ばせてもらえることが多いです。
キャリアアップ等目標
今後は、この数年間続けてきた研究活動をもっと論文にし、後に残せる形にしていくことが目標です。英語論文作成にもチャレンジしたいです。また、コロナ禍に負けず、広島野球障害検診活動の継続や、当院周辺の地域の方々へ向けたスポーツ障害予防教室など、地域の方々に向けた取り組みを行っていきたいです。
悩み(今後の課題)
当院は様々な整形外科疾患に対峙できる環境にありますが、症例報告や臨床研究活動といった面ではまだ十分に活動しきれているとは言えません。 我々臨床にいる理学療法士が、臨床研究を試みたり研究者の先生方の考えを学び取り入れたりして、臨床と研究をつなぐような存在になれれば、きっと今までよりも理学療法学をはじめとするリハビリテーション医学の発展に何らかの貢献ができると思われます。 和光スタッフももっと頑張って参ります。
最後に
「人間が好き」「運動が好き」「何事にも汗をかくのが好き」という仲間を我々はいつでも待ってます!共に汗をかき、和光やこの地域を一緒に盛り上げていきましょう!